また今日から始めようよ

 


9月23日、『オセロー』昼公演 観劇

 


 3年ほど前に神山くんから担降りした懐古厨が語る神山くん像ですので、気分を害されそうになったらブラウザバックしてください(土下座)

 


 本当は行くつもりなくてチケットも取ってなくて、申し込みがいつだったかすら知らないレベルで、WESTさんがいつどんなCDをリリースしてどんな雑誌に載ってどんな仕事をしてるかもわからないくらい、わたしはしばらくの間ジャニーズWESTさんから離れていたんだけれど。ほんの好奇心というか、梅芸のコンサート外れて、もうほんとにオタクやめようかなあと思ってて、ただ神山くんのオセローがとても評価されているのを目にして、観劇した友達にも後押しされて、観ようかなって思って、一週間前に観劇をきめたオセロー。

 

 まるで何かが乗り移ったみたいに、取り憑いたみたいに役を自分のものにして行く神山くんの演技が好きで、今回のオセローは本当に、オセローにお仕えする忠実で正直なイアーゴーと、復讐の年に満ちた大悪党イアーゴーがどちらも確実に彼に乗り移っていて、彼の一挙手一投足に目が離せないほど、引き込まれるものだったとおもう。名だたる名俳優の皆様に、全く劣らない演技。まっすぐで熱くてど真面目で、でもだからこそおかしくなってしまったイアーゴーの姿は、ほんと、ほんの少しだけ神山くん自身に重なっても見えた。表情、セリフの言い回し、立ち居振る舞い、考えて、悩んで、努力の末に現れた神山くんのイアーゴーは圧倒的なものがあって、改めてすごい人だと、元からすごい人だと知ってたけど、改めて。

 

 何様なことを言うけど、彼を応援していたあの時、神山くんの才能が、1秒も早く認められてほしいと思っていた。焦って前のめりになりすぎて、落ち込んだ時期もあるくらい。彼が見せるものを信頼してた。数年経った今、神山くんがこんな形で評価されるのをみて、本当に、こんなにうれしいことはないと思った。実力だけで認められる世界ではないけれど、ずっと、この人だけは絶対に花咲かせて欲しいと思っていた。努力に裏付けられた才能と、常に手を抜かない姿勢、貪欲に100%を目指す気持ち。こんなにまっすぐな人のこと、応援できたらきっとすごくすごく幸せなんだろうと思った。

 

 1月から今日まで、自担ってなんだろうなあとぼんやり考えてた。100人いて100通りの答えがあるだろうけど、オセローを見たときに、こんなに誇れる人が自担であったらどんなに幸せかなあと思った。歌もダンスも演技もできて家事もできて温厚で面倒見が良くて。オセローがこんなに評価されて。ジャニーズJr.時代の彼を応援してた頃からずっと願っていた世界が、今あることに少しの嫉妬も覚えつつ、素直に感激した。見つかるとかそういう表現はあんまり好きではないけれど、たとえ代役でもそこに選ばれて、代役を務める以上の成果を残していること、たくさんの人が彼の演技を評価してること。すごい、すごい世界だな。劇場にいたご夫婦やご婦人から、「あの若くて悪い子がジャニーズの…」って言葉を通りすがりに何度もなんども聞いた。ただ、すごいなあとため息つきそうになった。

 

 わたしの気持ちが離れていたこの3年の間に、変わったこともあるんだろうし、変わらないこともあるんだろうし、わたしが知らないことが何百何千もあるんだろうと思うけれど、そんなことはどうでもいいじゃないかと、おもえるようになった自分がいて。2そもそもわたしがWESTから離れたのは、24コンに行けなかったことが完全にわたしの気持ちを離れさせたことで。いつまでも6人の、4人の7WESTを忘れられなかったからで。でも今こうしてみる神山くんは、良くも悪くも、わたしにとってはまっさらな神山くんだとおもった。24コンも、なんの嫉妬もなく、純粋に楽しめるようになった。デビュー前のDVDもハロー東京もめぇもなにわともあれもブック●フに売っちゃったけど、固執なんかしてなくて、過去のことも一旦全部抜きにして、今の神山くんの姿を、応援してみたいともおもった。24コンを終えて、なうぇすととwestivalを駆け抜けてきたWESTさんは、いろんな意味で、ジュニア時代の面影が、見えなくなってきたように思う。当時の歌を歌わないことはもちろん、中間淳太さんが24コンを区切りに〜、とおもっていたことはもちろんで、わたしにはどこか懐かしくも、とても新鮮なものに映るようになった。

 

 周りと同じような熱量ではいられないかもしれないし、わたしは私のペースで、もはや担当という概念すらほとんど捨ててしまっているわけだけれども、もう一度ジャニーズWESTを、神山くんのことを見てみたい。そんな気持ちになった。ありがとうオセロー。素敵な舞台をありがとうオセロー。

 

 

 

 おまけの話をしておくとこうして神山くんのことがまた気になるようになったのは確実に周りの影響でもあった。オタクのオトモダチパワーはすごい。ぼーっとしてると首根っこ掴まれて沼に沈められるゾ。

きみのきらめきを追いかけたい

 


 8月5日日曜日、2年ぶりの夏松竹!

 


 自担の退所というオタクとしての最大イベントを経験してからというものふらふらと現場を歩いていたワタクシ、平成最後の夏は大阪松竹座、関西ジャニーズJr.さんに捧げることに決めました。松竹座が好きだから、結局松竹座に戻ってきちゃった。

 


 どうしてもきいてほしい、140字では到底足りないような気持ちを聞いて欲しくて、ブログを書きます。右から左に聞き流してくれて構いません。ネタバレを多分に含みますので、各々自衛のほどをよろしくお願いいたします。

 

 

 

 去年の松竹座を見てないので、ANOTHERと少年たちが合体した舞台を見たのは初めてだったんですけど、今年の舞台、すっごくよかった。私自身拘る自担もいなければ、非を他のお友達と観劇したのでとてもフラットな気持ちで見られました(と思ってる)。西畑さんのマリウス、流星くんの魔女宅、丈橋のリューン、それから滝沢歌舞伎、それぞれの経験が、大阪松竹座に集まったパワーに、お婆は胸打たれ、その余韻から離れられずにいます。

 

 2年前のANOTHERの時にはポケットになにかをねじこんでばかりいた長尾くんや島の少年道枝くんや入水自殺の恭平くん他保護者のように見守っていた子達があまりに堂々たる演技を見せていてわたしはもう勝手に感激しちゃったわけです。該当担でもないのにいたく感動しました。

 


 それで、何が1番言いたかったというと、大西流星くん、、、流星くんでよ、、、、赤チームのリーダー、斗亜くんのお兄ちゃんを演じた流星くん。毎年このANOTHERの兄と弟って、照史くんと紫耀・廉さん、康二くんと恭平くんと、結構年の差やキャリアの差を大きく感じさせる兄弟だったイメージなんですけど、今年は斗亜くんと流星。年が近く、背格好もそう変わらない(こういうと怒られそうだけど笑)2人の兄弟は兄弟であり双子みたいな可愛らしさがありました。だから流星くんから斗亜くんに発する「お兄ちゃん」は、お兄ちゃんでありながら、少し弱さすら感じるような、流星くんらしいお兄ちゃんに見えました。

 斗亜くんが南の島の生活に疲れ果てて雪と母親の幻想を見るシーン、斗亜くんは丘?を駆け上って、雪を一緒に見ると約束していたお兄ちゃん流星くんの姿を探すけどもちろん見当たらず、「ダメなお兄ちゃんなんやから」と言い、亡くなってしまう。そのあと斗亜君を見つけた流星くんが駆け寄って声をかけるときの、斗亜くんの頭を膝に乗せて、冷たくなった腕を触りながら、「…斗亜ぁ…」小さい声でって言ったところにわたし、ぼろっと泣いてしまった、、、、流星くんはお兄ちゃんで、斗亜くんを守るお兄ちゃんだけど、年も変わらなくて、母親にも会えないし、南の島から出られない絶望もあるし、お兄ちゃんだけど、そんなに大きく無いんだよ、つよくないんだよぉ、って気持ちが、その一瞬だけぽろっとこぼれてしまったように聞こえて、流星お兄ちゃん……お兄ちゃんんんん( ; ; )抱きしめたくって困るよ( ; ; )状態。でもその次のシーン、みんながそこにきた時には、斗亜が弱かっただけなんやって気丈に振る舞う流星お兄ちゃん……お兄ちゃんんんんんんん( ; ; )(2度目)流星お兄ちゃんは、「ごめんな、ダメなお兄ちゃんで」って、斗亜の足についていたバンダナを握りしめてポケットに青春のfunfunfunを歌うんだけど喉を痛めつけるような掠れたそのアカペラが本当に痛々しくて流星お兄ちゃん…お兄ちゃんんんんんんん( ; ; )(3度目)斗亜がなくなるシーン、今からでもいい、大西流星くんの一挙手一投足を、絶対に見逃さないでほしいし、わたしももう一度見たい。あとラスト大西畑が長尾ちゃんのブランコ揺らして帰っていくシーン、西畑さんは「また来るからな!」って割と男らしく帰っていくのに大西流星さんは、西畑さんに遅れて、斗亜くんのことを引きずるように寂しそうな顔でゆっくり帰っていくの、流星お兄ちゃんんんん(4度目)

 


 その他、俺たちは上等で表情がころころと変わっていく大西流星さんも、あんなに可愛い顔で人を殴る大西流星さんも、ハイホーの合言葉決めのきっかけづくりがぐだぐだして笑っちゃう大西流星さんも全部素敵だった。そして大西流星さんの目はその間ずっとキラッキラで、この人は本当に本当にキラキラのアイドルなんだって感動した。流星くんがこの事務所に入ってきた頃からエースナンバーを背負ってステージに立つところをすごいなあと思いながらずっと見ていたし、流星くんの後ろで踊る子を応援していた頃にはその隙の無さと完璧さに雲の上のような存在、完璧なアイドルとしてずっと流星くんのことを見ていたし、あけおめの大西アンダルシア流星さんには計り知れぬ未来を感じたけど、今日の「…斗亜ぁ…」にわたしは全て打ちのめされてしまった。今までのお兄ちゃん像と違う、大西流星さんが演じるお兄ちゃん。もちろん大西流星くんは史上最強のアイドルだと思っているけれど、笑いの取り方が結構毒舌なところも、まだまだ高校生なところも、可愛い見た目と裏腹にお顔がどんどん凛々しくなっているところも、全部まとめて抱きしめたくなってしまった。昔ほら、MTKでイデタクさんが歌ってたじゃん、「迷惑をもっと~~そのままをもっと~~君は完璧すぎる~~から~」って、わたし完全に今それなんですよね、あ、この歌出すと世代がバレるな、。

 


 そのほかも素敵なところたくさんあって、以下はわたしの覚書。西畑大吾さんの演技はやっぱり別格、刑務所から出れるって決まった時も微笑みながらでも目はずっと憂いていて父親への気持ち長尾くんへのきもちいろいろが汲み取れるその表情に胸が痛くなった。なのに俺たちは上等のミュージカル用の百面相と小芝居は最高。流石の西畑大吾さん。歴代いろんな関ジュがいたけど、島を自分の帝国として執拗なまでに囚人を追い周しで舐る今年の看守向井康二さんすごく良かった~~夜会で泣いたのをいじられちゃったのは可愛かったけど(笑) 日記役の長尾くん、ねじこみイメージしかなかったからその演技にびっくりしたのはもちろん、たしか日記役って若い中学生かくらいの年齢設定だったと思うけど、長尾くんの優しくて柔らかい感じ、僕に聞くのかいの歌声もすごくマッチしてて好きだった。ほんできょへみちにライバル歌わせた大人には50000円あげるからきなさい。みっちーの出だし、2010年の神山くんをちょっとだけ思い出させるやつだった。冒頭あさだじゅんやさんの和装綺麗すぎ…警察制服の陸さん凛々しすぎ…川北青年大人になりすぎ誰…おかえり福福相変わらず元気な大晴…こじまさかども丈橋もかめはめ波佐野くんもみんなよかった楽しかった~~~~いつの時代も小さな箱だけどあれだけのみんなの全力が見られる松竹座がやっぱり大好きで、18年組も加わった今の関西ジュニアの新しさにはちょっとまだついていけてないところもあるけどああでもすごいすごいな強いな~~って思えたたのしかった。新鮮にたのしかった。少年歌舞伎を経たちび5たちも見ないうちにしっかりくびがすわっててびっくりした(?)ちょっとだけ暗い話?をすると、今回の少年たちがすごく楽しくて良くてつよくて、もちろん自担が戻ってくることなんて絶対ないんだけど、戻って来ても入れる隙なんかもう一ミリも無いんじゃんって、良くも悪くも踏ん切りつけられた。もう亡霊見ません。ありがとう関西ジュニア。かっこよかったありがとう。非ヲタの友達も楽しかったって言ってたよ。

 


もうババヲタ、若い子たちのきらめきに完全に打ちのめされて好きになって元気もらった。ありがとう。大西流星くんの目の輝きを、微力ながらこれからも追いかけたいです。

 


 余談だけど、グッズ売り場で「大西流星くんの写真4セットください!!!!」って言えて嬉しかった。なんで4セットかはわからんけど。写真買うのいつぶりだろうって思いながら、前のめりになりすぎてお姉さん聞き取れてなくて二回言ったけど。大西流星くんにお金払えた~~~~!って嬉しく思えた。これはそういうことの第一歩ですね、分かってます。昔ほどのようにはオタク出来ないだろうけど、自分のペースで、楽しくね。担降りブログにさえ見せかけ、しかし担降りブログでは無いわけですが、大西流星くんに対して感じた、あまりある思いを、とにかく文字にしておきたかっただけのブログ。終わります。ご静聴ありがとうございました。