きみのきらめきを追いかけたい

 


 8月5日日曜日、2年ぶりの夏松竹!

 


 自担の退所というオタクとしての最大イベントを経験してからというものふらふらと現場を歩いていたワタクシ、平成最後の夏は大阪松竹座、関西ジャニーズJr.さんに捧げることに決めました。松竹座が好きだから、結局松竹座に戻ってきちゃった。

 


 どうしてもきいてほしい、140字では到底足りないような気持ちを聞いて欲しくて、ブログを書きます。右から左に聞き流してくれて構いません。ネタバレを多分に含みますので、各々自衛のほどをよろしくお願いいたします。

 

 

 

 去年の松竹座を見てないので、ANOTHERと少年たちが合体した舞台を見たのは初めてだったんですけど、今年の舞台、すっごくよかった。私自身拘る自担もいなければ、非を他のお友達と観劇したのでとてもフラットな気持ちで見られました(と思ってる)。西畑さんのマリウス、流星くんの魔女宅、丈橋のリューン、それから滝沢歌舞伎、それぞれの経験が、大阪松竹座に集まったパワーに、お婆は胸打たれ、その余韻から離れられずにいます。

 

 2年前のANOTHERの時にはポケットになにかをねじこんでばかりいた長尾くんや島の少年道枝くんや入水自殺の恭平くん他保護者のように見守っていた子達があまりに堂々たる演技を見せていてわたしはもう勝手に感激しちゃったわけです。該当担でもないのにいたく感動しました。

 


 それで、何が1番言いたかったというと、大西流星くん、、、流星くんでよ、、、、赤チームのリーダー、斗亜くんのお兄ちゃんを演じた流星くん。毎年このANOTHERの兄と弟って、照史くんと紫耀・廉さん、康二くんと恭平くんと、結構年の差やキャリアの差を大きく感じさせる兄弟だったイメージなんですけど、今年は斗亜くんと流星。年が近く、背格好もそう変わらない(こういうと怒られそうだけど笑)2人の兄弟は兄弟であり双子みたいな可愛らしさがありました。だから流星くんから斗亜くんに発する「お兄ちゃん」は、お兄ちゃんでありながら、少し弱さすら感じるような、流星くんらしいお兄ちゃんに見えました。

 斗亜くんが南の島の生活に疲れ果てて雪と母親の幻想を見るシーン、斗亜くんは丘?を駆け上って、雪を一緒に見ると約束していたお兄ちゃん流星くんの姿を探すけどもちろん見当たらず、「ダメなお兄ちゃんなんやから」と言い、亡くなってしまう。そのあと斗亜君を見つけた流星くんが駆け寄って声をかけるときの、斗亜くんの頭を膝に乗せて、冷たくなった腕を触りながら、「…斗亜ぁ…」小さい声でって言ったところにわたし、ぼろっと泣いてしまった、、、、流星くんはお兄ちゃんで、斗亜くんを守るお兄ちゃんだけど、年も変わらなくて、母親にも会えないし、南の島から出られない絶望もあるし、お兄ちゃんだけど、そんなに大きく無いんだよ、つよくないんだよぉ、って気持ちが、その一瞬だけぽろっとこぼれてしまったように聞こえて、流星お兄ちゃん……お兄ちゃんんんん( ; ; )抱きしめたくって困るよ( ; ; )状態。でもその次のシーン、みんながそこにきた時には、斗亜が弱かっただけなんやって気丈に振る舞う流星お兄ちゃん……お兄ちゃんんんんんんん( ; ; )(2度目)流星お兄ちゃんは、「ごめんな、ダメなお兄ちゃんで」って、斗亜の足についていたバンダナを握りしめてポケットに青春のfunfunfunを歌うんだけど喉を痛めつけるような掠れたそのアカペラが本当に痛々しくて流星お兄ちゃん…お兄ちゃんんんんんんん( ; ; )(3度目)斗亜がなくなるシーン、今からでもいい、大西流星くんの一挙手一投足を、絶対に見逃さないでほしいし、わたしももう一度見たい。あとラスト大西畑が長尾ちゃんのブランコ揺らして帰っていくシーン、西畑さんは「また来るからな!」って割と男らしく帰っていくのに大西流星さんは、西畑さんに遅れて、斗亜くんのことを引きずるように寂しそうな顔でゆっくり帰っていくの、流星お兄ちゃんんんん(4度目)

 


 その他、俺たちは上等で表情がころころと変わっていく大西流星さんも、あんなに可愛い顔で人を殴る大西流星さんも、ハイホーの合言葉決めのきっかけづくりがぐだぐだして笑っちゃう大西流星さんも全部素敵だった。そして大西流星さんの目はその間ずっとキラッキラで、この人は本当に本当にキラキラのアイドルなんだって感動した。流星くんがこの事務所に入ってきた頃からエースナンバーを背負ってステージに立つところをすごいなあと思いながらずっと見ていたし、流星くんの後ろで踊る子を応援していた頃にはその隙の無さと完璧さに雲の上のような存在、完璧なアイドルとしてずっと流星くんのことを見ていたし、あけおめの大西アンダルシア流星さんには計り知れぬ未来を感じたけど、今日の「…斗亜ぁ…」にわたしは全て打ちのめされてしまった。今までのお兄ちゃん像と違う、大西流星さんが演じるお兄ちゃん。もちろん大西流星くんは史上最強のアイドルだと思っているけれど、笑いの取り方が結構毒舌なところも、まだまだ高校生なところも、可愛い見た目と裏腹にお顔がどんどん凛々しくなっているところも、全部まとめて抱きしめたくなってしまった。昔ほら、MTKでイデタクさんが歌ってたじゃん、「迷惑をもっと~~そのままをもっと~~君は完璧すぎる~~から~」って、わたし完全に今それなんですよね、あ、この歌出すと世代がバレるな、。

 


 そのほかも素敵なところたくさんあって、以下はわたしの覚書。西畑大吾さんの演技はやっぱり別格、刑務所から出れるって決まった時も微笑みながらでも目はずっと憂いていて父親への気持ち長尾くんへのきもちいろいろが汲み取れるその表情に胸が痛くなった。なのに俺たちは上等のミュージカル用の百面相と小芝居は最高。流石の西畑大吾さん。歴代いろんな関ジュがいたけど、島を自分の帝国として執拗なまでに囚人を追い周しで舐る今年の看守向井康二さんすごく良かった~~夜会で泣いたのをいじられちゃったのは可愛かったけど(笑) 日記役の長尾くん、ねじこみイメージしかなかったからその演技にびっくりしたのはもちろん、たしか日記役って若い中学生かくらいの年齢設定だったと思うけど、長尾くんの優しくて柔らかい感じ、僕に聞くのかいの歌声もすごくマッチしてて好きだった。ほんできょへみちにライバル歌わせた大人には50000円あげるからきなさい。みっちーの出だし、2010年の神山くんをちょっとだけ思い出させるやつだった。冒頭あさだじゅんやさんの和装綺麗すぎ…警察制服の陸さん凛々しすぎ…川北青年大人になりすぎ誰…おかえり福福相変わらず元気な大晴…こじまさかども丈橋もかめはめ波佐野くんもみんなよかった楽しかった~~~~いつの時代も小さな箱だけどあれだけのみんなの全力が見られる松竹座がやっぱり大好きで、18年組も加わった今の関西ジュニアの新しさにはちょっとまだついていけてないところもあるけどああでもすごいすごいな強いな~~って思えたたのしかった。新鮮にたのしかった。少年歌舞伎を経たちび5たちも見ないうちにしっかりくびがすわっててびっくりした(?)ちょっとだけ暗い話?をすると、今回の少年たちがすごく楽しくて良くてつよくて、もちろん自担が戻ってくることなんて絶対ないんだけど、戻って来ても入れる隙なんかもう一ミリも無いんじゃんって、良くも悪くも踏ん切りつけられた。もう亡霊見ません。ありがとう関西ジュニア。かっこよかったありがとう。非ヲタの友達も楽しかったって言ってたよ。

 


もうババヲタ、若い子たちのきらめきに完全に打ちのめされて好きになって元気もらった。ありがとう。大西流星くんの目の輝きを、微力ながらこれからも追いかけたいです。

 


 余談だけど、グッズ売り場で「大西流星くんの写真4セットください!!!!」って言えて嬉しかった。なんで4セットかはわからんけど。写真買うのいつぶりだろうって思いながら、前のめりになりすぎてお姉さん聞き取れてなくて二回言ったけど。大西流星くんにお金払えた~~~~!って嬉しく思えた。これはそういうことの第一歩ですね、分かってます。昔ほどのようにはオタク出来ないだろうけど、自分のペースで、楽しくね。担降りブログにさえ見せかけ、しかし担降りブログでは無いわけですが、大西流星くんに対して感じた、あまりある思いを、とにかく文字にしておきたかっただけのブログ。終わります。ご静聴ありがとうございました。